ゴーストを作った経緯

でゅあるにしき

手元にあるでゅあるにしきに関するファイルの中で一番古いものが2004年1月下旬のファイルなので、その頃にはもう作り始めていた模様。というわけで、実は作り始めから公開までに2年半以上経っていたりする。なんと無駄に長い開発期間。

コンセプトは「細かい設定を持たない漫才トーク主体のゴースト」。2004年当時(というか今も?)、細かい設定に基づく日常や世界観、ストーリーを語るようなゴーストが主流(?)となっていたので、ここはあえて古いタイプのあんまり細かい設定を持たない漫才トークをするゴーストを作ろうと思いたってそんなコンセプトに。ぜろにしき、いちにしきというまるで何も考えていない名前なのは細かい設定を持たせないという意図から。

あと、そのコンセプトとは別に「¥0が嫌ゴで¥1が萌えゴって組み合わせって面白いんじゃない?」とか「でかにしきとランダムにしきをリスペクトしたいな」とかいう思いも微かにあったりなかったり。

¥0が嫌ゴで¥1が萌えゴって組み合わせの方は¥0側はともかく、¥1側を萌えゴにするのは萌え媚びっぽい反応書いてる途中で背筋がぞわぞわしてきたのですぐに断念したけど(いちにしきが稀にユーザーにちょっと媚びるような態度を取るのはこのコンセプトの名残り)。

あと、でかにしきとランダムにしきへのリスペクト要素は本当に初期の話でその後、すっかり忘れてたのでシェルの組み合わせとかぜろにしきの口調に面影を残すぐらいに。

実は公開するちょっと前まで里々で作ってたけど、やっぱり里々は使いづらいと1ヶ月ぐらいかけて華和梨に変えたのはここだけの話。

天羽ちはる

けるせぺるふさんが「零号義体」のフリーシェルを出したときに「このシェル可愛い!カスタマイズできるって面白い!」と思って遊びでシェル作ったのが最初。その後、零号改が出たときに作り直したけど。というわけで、作り始めが2004年春ぐらい。

ゴーストとしては天使と神様(開発当初は相方がかみゅう様だった)の組み合わせで、昔の初回起動でやってた里見の謎ネタをやりたかった(今はやってない)というだけで他は何も考えてなかったのでトークがまるで思いつかず(今もだけど)数年ぐらいぐだぐだのまま放置。

でも、公開半年ぐらい前のある日、何だか急に華和梨ミドルウェアを自作したくなり、そのゴースト部としてちはるを使いまわすことに。
とは言え、ミドルウェア作ったからと言ってトークが浮かぶわけでもなく、どうしたものかと悩んでいたところ、相方を人間にしたらどうだろうと思いつき、かみゅう様はあえなくリストラされることに。

千夜一夜のオールドテイル

その昔、自動書記というフリーウェアがありまして……というかまだVectorで配布してるけど。で、これのサンプル辞書にある昔話の自動生成をゴーストでやろうと思い立って作ったのがこのゴースト。前2つは数年単位で作ってるけど、これは2,3ヶ月ぐらいで作ったはず。
無限遠みたいな幻想的な物語を語るゴーストのふりして配布してるのは無限遠みたいなトーク期待してダウンロードしてみたらいきなりどこいつでジャパニーズ感覚丸出しな上でどこいつで自動生成した昔話をされたらさぞかしビックリするだろうウケケケケと思ってのPAXの仕業。狙い通りの反応が得られたっぽいのでちょっと満足(笑)

こないだ最萌のからみで理夢を立たせてたらやっぱ単語覚える機能があった方がいいなと感じたので機能追加中。